2018

05.15

創立106周年 社長からのご挨拶

本日、私どもアイサワ工業はお陰さまで創業106周年を迎えることとなりました。ここに、お得意様はじめ協力企業・関係者の皆様、地元岡山の皆様及び先輩・役職員諸君に、謹んで御礼申し上げます。

来月六月から、当社は第六次中期計画の初年度を迎えます。第六次で考慮したことの第一は、「今後の地域ゼネコンのあるべき姿」です。人口減少の影響は、地方経済を直撃しています。大都市にいると意識しにくいですが、周辺自治体では既に影響が出てきています。税収が減るのに対し社会保障費は増え、社会資本整備・維持にまわす予算は徐々に少なくなりつつあります。企業立地も交通の便の良い大都市周辺に集中し、土木・建築業者の中央と地方の格差は広がる一方です。
しかし、「地方」が無くなる訳ではありません。将来的には人口減少も底を打ち、現在の高齢者増加による年齢構成のアンバランスは解消され、人口規模が縮小した日本となるのです。人口規模は縮小しますが、高度技術を利用した生産性アップと海外需要の取り込みで、現在と遜色ない経済規模と国民生活を維持することが、我々に与えられた課題なのです。そしてその課題の中に、「地方経済の維持」も確実に入っています。
当社もその時まで、生き残っていなければなりません。一時的な落ち込みを乗り越えて岡山の建設業を支え続けることが、100年間育てて頂いた岡山への新たな貢献になると考えます。経済規模縮小の過程を乗り切るために必要な事は、「収益源の多様化」です。当社の場合は、「土木工事、岡山での工事」以外の収益源を新規に開拓することです。その意味でも、「全国ランクの施工能力の維持」が不可欠になると考えます。
現在国会で、「働き方改革」の議論が行われています。建設業界も、他産業との人材獲得競争を大きな課題と捉えて、その議論に積極的に参加しています。さらに建設業界の中においても、全国ゼネコン、地方ゼネコン、専門業者、コンサル、加えて役所等の発注者など、それぞれの法人が将来の経済規模の縮小を考慮に入れながらも、目前の競争のために多大な先行投資を行っております。
当社は、この五ヵ年のスローガンを「人づくり、社員の笑顔、良い仕事」としました。「社員満足度の向上」が「お客様満足度の向上」につながる事を理解し、技術の伝承への取り組み、能力開発の充実、管理体制の見直し・充実により、建設業の楽しさを理解できる社員を増やして社内を活性化し、結果的に人材獲得競争に勝てる組織に変革し参ります。そして「お客様満足度の向上」により、ひとつでも多くの建造物の施工を担当させて頂きたいと考えています。

来年度も倍旧のお引き立てを、よろしくお願い申し上げます。

平成30年5月15日

アイサワ工業株式会社
取締役社長 逢澤寛人