2022

01.04

令和四年 社長からの年頭のご挨拶

 皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は、弊社をお引き立ていただきありがとうございました。今年も、「常にお客様にとっての最善を求め、魂のこもった仕事をする」を社訓として事業に取り組んでまいりますので、倍旧のお引き立てをよろしくお願いいたします。

 弊社は現在、岡山城の「令和の大改修」を担当させていただいております。岡山城は、昭和20年6月29日の米軍による空襲で焼失してしまいましたが、昭和41年11月3日再建されました。その再建工事を担当したのが、弊社であります。創業者で私の祖父である逢澤寛は、岡山城を心の支えとして貧しい青年期を過ごし、その再建工事を担当することを熱望しておりました。岡山城という作品の改修を、再び弊社に担当させていただいていることに対して、市民の皆様に心より感謝いたします。創業者の思いは、今も役職員一同が受け継いでおります。「良い仕事」をして、市民の皆様にお引き渡しできる様、全社を挙げて施工いたしております。
 弊社は、今年創業110周年を迎えますが、昭和48年に社名を「中国土木株式会社」から「アイサワ工業株式会社」に変更いたしました。そのきっかけの一つが、岡山城の再建工事でした。「土木」の会社から、「土木も建築も」の会社へ、当時の社長で私の父、逢澤潔の思いが込められた社名変更でした。
 それ以降も、「常にお客様にとっての最善を求め、魂のこもった仕事をする」を社訓として河川・道路・土地改良・下水道等土木工事だけではなく、学校・工場・マンションなど建築工事を全国で手掛けてまいりました。特にマンション工事については、関東・近畿地区を中心に数多く請け負い、大都市の住環境整備にいささかの貢献をさせていただいております。さらに、自社保有地・資金を有効活用して用地の実情に合う建物を建築する開発営業を展開し、都市機能の強化と地域の活性化を図ることによって、お施主様や自治体、近隣住民の方々から高い評価をいただいております。
これからも全国各地で、岡山で磨いた高い技術力・企画力を生かしてできるだけ多くの案件を手掛け、結果として「健全経営」「人材育成」による地元への貢献を果たしていく所存であります。

最後に、今年が皆様にとって輝かしい一年になりますことを、心より祈念いたしております。

アイサワ工業株式会社 代表取締役社長 逢澤寛人