2020

01.01

令和二年 社長からの年頭のご挨拶

 皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は、弊社をお引き立ていただきありがとうございました。今年も、「常にお客様にとっての最善を求め、魂のこもった仕事をする」を社訓として事業に取り組んでまいりますので、倍旧のお引き立てをよろしくお願いいたします。

 「建設活動は、水を治め、道を拓き、住まいを造り、まちを整備し、有史以来、営々と続いてきた人々の暮らしと切り離すことができない営みである。
 その担い手である建設業の役割は、国民が必要とする住宅・社会資本や産業基盤をしっかりと造り、適切に維持修繕・更新を行うことである。また、建設事業を通じて、国民の安全・安心を支えるとともに、国や地域の経済・産業・雇用の活性化に貢献していくことも重要であり、これら建設業の本質的な役割は、どのような時代環境においても変わるものではない。」(建設業の長期ビジョン、2015年 日建連/編集・発行)
 建設業を長期的視点で見るなら、1945年から92年までは「戦後バブル」であり、それ以降は調整期に入っていると思います。現在の建設ブームと人手不足も、需給の調整過程の結果と考えます。ただし、昨今の自然災害の多発と、戦後バブル期に造られた建築物の耐用年数を考慮すると需要は底打ちされ、調整期が終わりに近づいていると思われます。上記に引用した日建連の記述にある通り、「人々の暮らしと切り離すことができない」需要により、建設業は安定期に入ったといえるのではないでしょうか?
 安定期における建設業経営とはどの様なものか?建設生産物は輸入販売が困難ですから、大手企業は海外展開を推進することにより、受注増の戦略を立てるべきでしょう。海外展開のハードルが高い中堅以下は、国内の安定的な需要を、効率的・継続的に消化できる施工体制を確立できた会社のみが生き残れるという、厳しい企業経営を強いられるでしょう。
「限られたパイの奪い合い」に継続的に参加し、勝利を収めるためにはまず、「戦後バブル」の常識から完全に抜け出さねばなりません。そして、施工・営業・管理とも今まで採用したことのない取り組みに挑戦し、生産性を上げていかねばなりません。なにより、長く続くであろう「息の詰まるような戦い」に耐えられる人間力を、社内教育により役職員が共有しなければなりません
 弊社は、トンネルをはじめとした高度な土木技術、創業以来積み重ねたコンクリート施工による安定した建築技術、岡山に本店を置きながら全国展開する「地域力」に基づく営業力、健全な財務力、さらに、厳格な社員教育の結果、今後の厳しい地方の経済・産業・雇用の活性化に貢献する役職員の心構えを有しております。そして、今年も安定期の主役となるための準備を着実に進めてまいります。

最後に、今年一年が皆様にとって輝かしい一年になりますことを、心より祈念いたしております。